今日も雨です。日によっては暖房を入れるようになりました。
さて、今日は歯科技工士について書いてみます。
私の専門は補綴です。
補綴とは入れ歯やブリッジ、セラミックの冠などの修復(治療)する分野です。
この時、最終的に患者さんの口腔内に装着される物を補綴物と呼びます。
歯科医師は患者さんの歯を削り型取りして出来上がった補綴物を装着するのが仕事になります。
しかしながら、補綴物は歯科医師が作製(技工)する訳ではありません。
補綴物は歯科技工の資格を持った歯科技工士が作製いたします。
本物(天然歯)の様に見分けがつかない冠(クラウンと呼びます)やブリッジは歯科技工士が作っています。
従って、治療が終了してとても美しく自然な補綴物が装着されたのなら、それは歯科医師の仕事の部分も
ありますが殆どの部分は歯科技工士の技量になります。
その歯科技工士の技量により治療の結果は大きく左右されます。
特に昨今耳にする審美歯科においては顕著です。
患者さんから最終的に感謝されるのは歯科医師が多いのですが、実は患者さんが満足された
補綴物を作製した歯科技工士の技量がとても大きいのです。
しかし残念なことにその歯科技工士の技術を正当に評価していない現実もあります。
歯科医院(歯科医師)の技工費用のダンピングや質より低コストをオーダーする実情。
技術の高い歯科技工士でもこのような状況ではモチベーションも下がります。
スキルのある歯科技工士は歯科医師以上に勉強してる方も大勢います。
歯科医師が自身のパートナーである歯科技工士を正当に評価していないなんて・・・。
天に向かって唾を吐くようなものです。
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、院内スタッフのすべてが患者さんに向いていることが
質の高い歯科医療を提供する礎です。
無論、各人の知識・技術が高い事は言うまでもありません。
私は自分の周りにスキルの高い歯科技工士が大勢いてとてもありがたいです。
患者さんの素敵な歯を作っているのは歯科医師ではありませんよ、歯科技工士ですよ。
っと大きな声で言いたいです。

補綴物
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