歯科インプラントセンター開業日記

インプラントの名医 三ノ輪インプラントセンター 東京 台東区

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2009-03

歯科医院

今日はミノワ・インプラント・センターの院内について書いてみます。

当センターには一般的な歯科医院とは多少異なる点があります。
1.診療室:すべての診療室が独立した個室タイプになっています。
2.手術室:診療室とは別に完全に独立した部屋でクリーンルームです。
3.消毒、滅菌室:通常は歯科医院の舞台裏になりますのであえて患者様から見えない医院も
  多いのですが当センターではあえて患者様から見えるように設計しています。
4.快復室:手術を終えた患者様が麻酔から醒めるまでの間にお休みいただくスペースです。

と決して特別な器材や設備があるというわけではありません。
受診される患者様にとって少しでもよい環境をと考えていたらこのような形になりました。

1.診療室:今では個室タイプの診療室があるクリニックも多いと思います。昔から漠然と隣の患者さんが
  丸見えになっている医院には違和感を感じていました。医療行為とは完全な個人情報です。
  隣の方の個人名や処置内容を知ったからと言って何なのか?とは思いますが歯科医師には
  秘匿義務がありこれらの情報の漏洩は好ましくありません。
  当院では患者様のアポイントを取る際にも患者様に直接アポイント帳をお見せすることはございません。
  他の患者様のお名前が書いてありますので例え人物が特定されていなくとも好ましいことではありません。

2.手術室:手術室は通常の虫歯や歯周病の処置とは異なる口腔内インプラントあるいは骨造成術などの
  高度に清潔なレベルの処置を行うためのスペースです。
  この部屋は前日から空気清浄器を用いオペ室内の除菌と空気清浄を行い通常の診療室より高度に管理
  された空気環境下で手術を行います。
  もちろん生態モニター(術中の血圧や脈拍を把握する機器)、酸素吸入器、麻酔吸入器も設備しています。
       
3.消毒、滅菌室:歯科医院が使用する器具・器材を適切に消毒あるいは滅菌するのは
  特別な事ではありません。当たり前のことです。
  先刻もレーシック手術を行った眼科医院で問題が生じましたがただ単に当たり前のことを
  されていなかっただけです。
  しかしながら患者様の目の前に置かれた診査器具は当然滅菌されていると患者さんは思いますよね。
  目で見ただけでは実際には適切に消毒・滅菌さているかは分かりません。
  当院では使用した器材は医療用の洗浄器で汚れを除去した後にEU基準(日本の歯科に流通している
  滅菌器のほとんどはEU基準に該当いたしません。
  すなわちEU圏では不十分な滅菌器です。)の滅菌器を用います。
  これらの作業を厳密に行うことでより高度な滅菌レベルのものを患者さんに使用することができるのです。
  また、診査器具も滅菌された常態のままで患者さんの前で使用する直前にパックから開封するように
  しています。本来消毒・滅菌室は歯科医院の中では裏方の部分に当たりますので見せないように
  している歯科医院もあります。ですが当院では敢えて患者さんに作業が見える様にガラス窓があります。
  これは「消毒・滅菌の作業をキチンとやっています」「隠し立てするような所はありません」との考えです。
  もちろん興味のある患者さんがいらしたら中にご案内して設備の説明をすることもございます。
  当院では患者様にお見せ出来ないような場所はありません。
  ちなみに私のロッカーはあまりお見せしたくないのですが・・・。
 
4.快復室:インプラント手術は通常の虫歯や歯周病の処置と異なり患者さんにとっては
  とても緊張する処置です。そのような処置を受けられた後に少しでもリラックスするための部屋です。

  目的はその他にもあります。
  ①術後の出血や痛みに問題無いのか評価するため
  ②使用した麻酔(場合によっては歯科麻酔医による鎮静法)の術後経過の把握
  ③患者さんに術後の変調(頭痛や吐き気など)が無いことを確認するため
  などの患者さんの評価する上でも重要であると考えます。
  患者さんの中には手術を終えた開放から眠ってしまう方もいらっしゃいますし、リラックスされながら本を
  読む患者さんもいます。
  最後に出血や痛み(鎮痛剤を服用しますが多少の痛みは生じます)が問題ない事や血圧が
  安定されていることを確認して帰宅となります。

最後に忘れるところでした。AED(心停止時の電気ショックの機器です)
これは最近では駅や空港、ホテルなどにも設置されだいぶ普及し社会的にも認識されてきました。
もちろん使わないに越したことはありません。
また、適切に管理された手術状況下であれば心停止することなどありません。
しかし、インプラント手術に限らず通常の診療でもあるいは診療を全くしていない状況でも患者さんの
心停止が絶対に起きないという保障はありません。予期せぬ事に準備しておくことが重要だと考えています。
ちなみに医院の窓にAEDのシールを張ってありますので通りを歩いている方にもしもの急変が生じても
使用できるように対処しています。
                                      aed-08                              

長くなってしまいました。最後までお読みになって頂いた方に感謝申し上げます。

       
       

チーム結成!

 先週末に全てのスタッフが決定し今週より全員で準備を進めています。
新規オープンという事もあり歯科器材だけではなく様々な事務用品、生活用品等々新たに購入する
物が生じています。
例えば手術後の患者さんが休まれるリカバリー室のベッド用品(シーツ、タオルケット、枕など)などは手術後の
ストレスが残る患者さんがリラックスして休むにはどのような質感のシーツが良いのか?色合いは?
などなど男性目線では分かり得ないセンスで品物を女性の視点からチョイスして頂いています。

 歯科業界では保健医療の壁?があり患者さんを快適に迎え入れるという体制が見えない歯科医院も
多く存在します。誰だって行かなくて済むのであれば行きたく無いですよね。
でもだからこそ患者さんが快適に治療を受けられるように”目に見えない”配慮をしなくてはならないと
考えています。
そしてもちろん診療自体も充分な配慮が必要ですが診療以外の部分でいかにリラックスして頂いて
診療に臨むかという事が大切だと考えています。

このような作業はただ医院の備品をそろえるという事だけではなくシーツ一つ決める上でもスタッフ全員の
意見を聞く事により患者さんに対する気配りを全員のコンセンサス(統一理解)として確認する作業でもあります。
そうしてスタッフ全員が同じ目線のあるチームが作られてゆくのです。
小さな事の積み重ねです。

’’大切な事は目に見えない’’
サン=テグジュペリ「星の王子様」より

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