歯科インプラントセンター開業日記

インプラントの名医 三ノ輪インプラントセンター 東京 台東区

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歯科インプラントセンター開業日記

インプラント第一症例

 今日は桜の涙雨。少し寒いですね。

さて、先週土曜日は関西某市に出張でした。
処置はインプラント埋入後の2次手術。
昨年の秋に1次手術をして半年経過した後の2次手術でした。
結果は上顎に6本埋入されていたインプラントは問題なくすべてインテグレイション(骨とインプラントの結合)
が得られていました。
6本のうちの3本は1次手術の際に依頼先の歯科医師2名(親子)が埋入したインプラントです。
術中に「おめでとうございます、初めてのインテグレイションです」と宣言(ちょっと大げさですが)しました。
これからインプラント治療がようやくスタートした歯科医師たちですので最初の症例は肝心です。
彼ら初めてのインプラント埋入がインテグレイションを得た事でこれからさらに高いモチベーションで
インプラント治療に臨めると思います。
伝えた際の歯科医師の笑顔が私にとっても嬉しい瞬間でした。

 正しい事を正確に行うことは決して簡単な事ではありません。
昨今のインプラントを取り巻く状況の中で本当に正しい事を行おうとしている依頼先の
歯科医師に敬意を表します。
でも、本当に良かった。帰りの新幹線で祝杯しました。

情報交換

 さくらが週末に満開を迎えるようです。
皆様はお花見に行きましたか。

 先先週、先週末と講演会に参加しました。
ともに充実した内容で新しい知見とモチベーションを得る機会でした。
講演会の後は知り合いと飲みに出かけます。
メンバーは歯科医師や歯科技工士、たまに歯科衛生士です。
そこで話す事はやっぱり歯科の事。
しかしながら、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士が皆さん素晴らしい仕事をしている方たちなので
さらなる新しい知見や臨床上のヒントを得る事が楽しみでもあります。
 このような機会の中で最も重要なポイントはその方達がどのようなクオリティーで仕事をされているかと
言う事です。
自分の専門分野はある一定の知識と技術があるのですが他の分野の事は知らない事やテクニックなどは
全く門外漢の事が多々あります。
それらの情報は自分の臨床にはすぐには結び付かなくとも将来のビジョンにある方向性を持たせてくれます。
そんな仲間たちなのでいつもプラスのモチベーションを頂きます。
さて、自分は誰かにプラスのモチベーションを伝えているかなぁと考える新学期です。
(まだまだ学ぶ身・・・)

患者さんの主訴

 三月半ばですが寒い日が続きますね。
久しぶりのブログになります。

 今日はインプラントを希望される患者さんについて書いてみます。
歯科医院にインプラント処置を希望で来院される患者さまの多くは「噛めない」、「義歯が嫌だ」
などの理由が多いかと思います。
インプラント治療を終えることで当初の「噛めない」、「義歯が嫌だ」等の主訴は改善できます。
しかしながらインプラント処置が終了してもまた新たな主訴が生じることがあります。
それは「審美的な回復」です。
当初の「噛めない」、「義歯が嫌だ」はインプラントの歯が入ることで回避できることになりますが
患者さんの条件によっては審美的な回復が難しいことがあります。
またこの問題はインプラントが埋入されて歯が装着されて初めて気になる問題です。
インプラント処置の場合、機能の回復(噛めるようにする事)は大前提ですが「審美的な回復」も
重要な事と考えています。
この「審美的な回復」はインプラントを埋入する前に十分な診査・診断に基づき考察されなくては
なりません。
つまり、インプラントを埋めてしまってからでは「審美的な回復」がリカバリー出来ない事もあります。
しかしながら術前の状態において患者さんによっては審美的な回復のためだけに骨を移植しなくては
ならない場合が生じます。
ですが術後のいかなる状況も起こりえる事として術前に説明する義務があると考えています。
コンサルテーションで患者さんに起こりえるメリットとデメリットを子細に説明したうえで患者さんが
判断する事が重要です。
 
もはやインプラントは一般的な歯科治療として認識されつつありますが未だ機能回復だけで
審美的な回復まで行われているかと考えると疑問も残ります。
もちろん患者さんによっては噛める事を最優先にされる方もいます。
また、一方では審美を優先される方もいます。
歯科医師は患者さんの主訴を正確に把握し、また患者さんが気が付かない要素まで含めて
知っておく必要があります。
高額な費用と手術を受けるストレスと長い通院期間を上回るメリットが大切です。
患者さんの満足を得るために。

どこか2本がインプラントです。

どこか2本がインプラントです。

Spring has come.

 昨日、東京に春一番が吹きました。
街ゆく人々も重いコートやマフラーを外している人が多くなりました。
 
 春は季節の変わり目だけではなく日本人の心に一年のアクセントをつけるような気がします。
寒から暖へ、学生なら新学期のスタート、新社会人なら仕事のスタート。
何か新しいことが始まる予感がする季節です。
日本人なら春という季節に様々な思いを巡らすのでしょうか。
もはやだいぶ前に学生を終えた私にとっても春は新しい季節が始まる感覚があります。
 
 地球温暖化や大都市での生活の中で季節感の薄れゆく現在でも桜は毎年花を咲かせます。
もしかしたら人間に忘れてはいけないことをそっと告げるように咲くのかも知れません。

070331-08

自然に自然に

 巷間、最近の歯科の話題と言えば”審美””インプラント”ばかり。
今日はその”審美”について書いてみます。
以前のブログでも”審美”という表現には抵抗がありますと書きました。
私が思う”審美”とは自然に見える(治療していないような)治療です。
私たちが扱うセラミック、プラスチックなど白く見えるどのような材料を応用しようとも
「どこを直したの?」と聞かれる様な治療を目指しています。

治療部位は?

治療部位は?

 20代の若い女性でした。彼女は前歯の歯の隙間と変色が気になっていました。
カウンセリングで治療法のオプション、メリットとデメリット、模型を使ってシミレーションをお見せして
治療方法を選択していただきました。
いつも必ず腐心するのは歯(補綴物:被せものです)と歯肉に調和がとれている事。
どんなに白いセラミックの歯が入っていようとも歯肉が健康な状態でなければナンセンスです。
歯が奇麗なのが”審美”ではありません。
自然なハーモニーがあることが”美しいこと”なのです。

術前

術前

 

#12:Veneer  #11:CR  #21:CR  #22:ACC

#12:Veneer #11:CR #21:CR #22:ACC

さて、この方は?

治療部位は?

治療部位は?

 答えは、すべて健康な自分の歯(歯科治療ゼロ)です。
自然には敵わない・・・

普通って素晴らしいこと

Quality of life
クオリティ オブ ライフ 、“生活の質”という意味です。

 例えば深刻な病気を患った方が病を克服し健康になり社会復帰してごく普通に社会生活を営める。
これって健康な方にとっては当たり前の事ですが病気や怪我をされた方にはとても素晴らしい事なんです。
 以前拝見した患者さんで小学生の頃に事故に遭い前歯1本を喪失した方がいました。
彼女は成長期の間ずーと入れ歯を使用していました。
成長発育中ですとインプラントやブリッジの治療は出来ないからです。
そうして入れ歯を使用していた期間は彼女にとって学校生活や思春期に少なからずストレスを与えていました。
そんな彼女が二十歳を過ぎ喪失した骨を移植し、インプラントを埋入し、セラミックの歯が入り
「歯の事を気にしないで食事したり、話せたり、笑えたりすることはどんなに素晴らしい事か」と
話していたことがありました。
そーなんです、歯の心配を気にせずに普段の生活を営めるということはただ噛める、見た目が美しい、
発音が良いという事だけではなく生活全般に影響を与えます。

 人間は子供でも大人でも大なり小なりストレスを抱えて生きています。
そのストレスの中の歯科にまつわるものを少しでも軽減出来たら、”生活の質”を向上出来たら。
歯科医療とはそんな患者さんの心理的なストレスまでカバー出来る場合があります。
私はそんな歯科医療をとても大切に考え、真摯に患者さんと向き合うこの仕事が大好きです。
巷間話題になっている”インプラント使い回し”など・・・どこを向いているんだか・・・?

大寒…体感…

年も明け、もうひと月が経とうとしています。そしてつい2日前が、「大寒」でした。

最も寒さの厳しい時期と言われてはおりますが…
今年は、4月中旬並みの暖かさで。

毎朝寒さで縮こまる背筋が、日に当たり伸びをしたくなる陽気でした。125

 写真は、オペに使用する器材です。中央に置かれている緑色の紙は、
化学的インジケータ―(滅菌が適切に反応しているか否かを判定します)。

インプラントの埋入(2回法)から半年が過ぎ…
セカンド(アバットメント連結)オペとなる、患者さまも増えてまいりました。
診療をはじめ、インプラント治療が安全に進むよう、
「基礎」に忠実である意識を大事に、今年も仕事に打ち込む所存です。

清涼な風

 連休明けの火曜日、寒いですね皆様ご自愛下さい。

 さて、先週末は連休を利用して四国に行って来ました。
目的は2つ。
 
 愛媛県今治市、ここにはもう11回ほどお伺いしている歯科医院がございます。
こちらの先生は私が最初に勤務した歯科医院の研修会を受講され、
次に勤務したインプラント専門の歯科医院の講習会も受講された先生です。
その先生が自院でのインプラント治療を立ち上げる際に私を呼んで頂きシステム作りや
手術のアドバイスに携わった縁がありました。
今回の訪問はインプラントの手術ではありません。
その先生は甲子園でも有名な高校のOBです、また私が大学在学中に大変お世話に
なった口腔外科の教授が奇しくも同じ高校の同窓。
その教授は野球部のエースでした。
しかしながら、数年前に永逝されています。
あるとき私共チームの口腔外科医たち(その教授の教え子達です)と今治の先生とで
話している時にその高校の話題になりました。
そこで教授が踏んでいたマウンドの土を墓前に供えてあげたいという話になりました。

今回の目的の一つはそのマウンドの土を取りに行く事。

 まず、とても感動したのは野球部部員たちの礼儀正しさ。
たまたま部員たちが外へランニングに出かける際に訪れた時、校門前を年配のご婦人が自転車で通りすぎる所でした。
すると部員達が一斉にとても大きな声で「こんにちは」と挨拶をしていました。
次に監督先生がベンチまで案内して下さり練習を拝見していると私たちの前をダッシュで通り過ぎる際に
すべての部員が必ず立ち止まり直立不動で帽子を脱ぎ「こんにちは(コンチワァに近いですね)」と
挨拶してくれるのに言い知れぬ感動を覚えました。
野球だけじゃなく社会の一員としてのマナーが徹底されているチームです。
とても厳しい監督ですがチームのすべき事がすべての部員にて行き届き徹底されています。
強いチームとは野球が上手いのではなく(もちろん強豪校で強いのですが)すべき事が
分かっているチームです。

 翌日は香川県高松市、こちらの先生は上述のインプラントの講習会を受講された先生で当院にも
何度か見学にいらしてる熱心な先生です。
 
目的の二つ目がインプラントのオペでした。

とても清潔なオフィスで先生はじめスタッフの方たちが気持よく迎えて頂き無事にオペを
終えることが出来ました。
こちらの医院も院長の考え方が徹底されており、初めて伺ったオフィスでしたが
何のストレスもなく任務終了でした。

 上の2つのチームは目標は異なりますがチームとしての姿勢は同じだと感じます。
そこにはトップがいて、部員あるいはスタッフの組織を統一した考え方が徹底している。
最善の結果を導くために出来る事を準備する。
とても勉強になる訪問でした。

 春の選抜に出場するそうです、全力で応援します。
高松の先生も依頼があれば全力でサポートします。

 とても清々しい気持ちで過ごした二泊三日の四国の旅でした。

Begining of the 2010

 あけましておめでとうございます。

 皆様お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
静かに2010年があけましたが今年はどんな年になるのでしょうか?

 今年は今まで通り基本に忠実に臨床に取り組み、また若い歯科医師・衛生士・歯科技工士にも
原理原則を少しでも伝えられればと思っています。

 経済的な不況を呈する今日にインプラントをはじめとする歯科業界もインプラント費用の
ダンピングあるいはコストの掛からないような処置に傾向する状況も有りますが、
本当にそれがベストなのでしょうか?
勿論コストが掛からずに良い結果を出せるにこした事は有りません。
しかしながら安いという説明だけでリスクを伝えずに受診を了解しトラブルになってしまい悩んでいる
患者さんも少なくありません。
歯科医師は誠実に正しく説明する義務があり、個々の患者さんにとってベストな治療を確実に施術する
責任があります。
そんなシンプルな事が本当に出来ていると言えるのか。

 昨夜夜中にNHKの”逆転プロフェショナル”の再放送を見ていたら救急医療のドクターヘリを取り上げてました。
チーフドクターが最後の質問の「プロフェショナルとは?」との問いに「良いチームを作る事!」と言ってました。
歯科も個から多にシフトするタイミングです。
特にインプラントのような医療では。

End of the 2009

 今年も残すところあとわずかです。
皆様、新年を迎える準備はいかがでしょうか。

 今年は当院にとってスタートの年でした。
インプラントの専門の医院としてスタートして8ヶ月。
幸いなことに当院のコンセプトである安心・安全のインプラント治療は順調に経過しています。
一番大切なことは患者さんが順調に経過されることに尽きます。

 一年が過ぎると歯科医師・スタッフ共に経験が増えるのですが、必ずしも知識や技術が
上がるわけではありません。
経験やキャリアに胡坐をかかぬようにそしていつでも慎重に慎重を重ねて安心・安全の
歯科医療を提供できるようと考えています。
もちろん自分自身も勉強して進化しなくてはなりません。
来年は最先端なテーマは避けてあえて基礎の基礎を再度見直してみたいと思います。
歯科界のトレンドとはま逆ですがインプラントの基礎を見直してみたいと思います。
また、それも良しです。

いつもブログを覗いていただいてありがとうございます。
来年もよろしくお願い申し上げます。

皆様、素晴らしい年をお迎えください。

三ノ輪・インプラント・センター 一同

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