歯科インプラントセンター開業日記

インプラントの名医 三ノ輪インプラントセンター 東京 台東区

Home

歯科インプラントセンター開業日記

清涼な風

 連休明けの火曜日、寒いですね皆様ご自愛下さい。

 さて、先週末は連休を利用して四国に行って来ました。
目的は2つ。
 
 愛媛県今治市、ここにはもう11回ほどお伺いしている歯科医院がございます。
こちらの先生は私が最初に勤務した歯科医院の研修会を受講され、
次に勤務したインプラント専門の歯科医院の講習会も受講された先生です。
その先生が自院でのインプラント治療を立ち上げる際に私を呼んで頂きシステム作りや
手術のアドバイスに携わった縁がありました。
今回の訪問はインプラントの手術ではありません。
その先生は甲子園でも有名な高校のOBです、また私が大学在学中に大変お世話に
なった口腔外科の教授が奇しくも同じ高校の同窓。
その教授は野球部のエースでした。
しかしながら、数年前に永逝されています。
あるとき私共チームの口腔外科医たち(その教授の教え子達です)と今治の先生とで
話している時にその高校の話題になりました。
そこで教授が踏んでいたマウンドの土を墓前に供えてあげたいという話になりました。

今回の目的の一つはそのマウンドの土を取りに行く事。

 まず、とても感動したのは野球部部員たちの礼儀正しさ。
たまたま部員たちが外へランニングに出かける際に訪れた時、校門前を年配のご婦人が自転車で通りすぎる所でした。
すると部員達が一斉にとても大きな声で「こんにちは」と挨拶をしていました。
次に監督先生がベンチまで案内して下さり練習を拝見していると私たちの前をダッシュで通り過ぎる際に
すべての部員が必ず立ち止まり直立不動で帽子を脱ぎ「こんにちは(コンチワァに近いですね)」と
挨拶してくれるのに言い知れぬ感動を覚えました。
野球だけじゃなく社会の一員としてのマナーが徹底されているチームです。
とても厳しい監督ですがチームのすべき事がすべての部員にて行き届き徹底されています。
強いチームとは野球が上手いのではなく(もちろん強豪校で強いのですが)すべき事が
分かっているチームです。

 翌日は香川県高松市、こちらの先生は上述のインプラントの講習会を受講された先生で当院にも
何度か見学にいらしてる熱心な先生です。
 
目的の二つ目がインプラントのオペでした。

とても清潔なオフィスで先生はじめスタッフの方たちが気持よく迎えて頂き無事にオペを
終えることが出来ました。
こちらの医院も院長の考え方が徹底されており、初めて伺ったオフィスでしたが
何のストレスもなく任務終了でした。

 上の2つのチームは目標は異なりますがチームとしての姿勢は同じだと感じます。
そこにはトップがいて、部員あるいはスタッフの組織を統一した考え方が徹底している。
最善の結果を導くために出来る事を準備する。
とても勉強になる訪問でした。

 春の選抜に出場するそうです、全力で応援します。
高松の先生も依頼があれば全力でサポートします。

 とても清々しい気持ちで過ごした二泊三日の四国の旅でした。

Begining of the 2010

 あけましておめでとうございます。

 皆様お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
静かに2010年があけましたが今年はどんな年になるのでしょうか?

 今年は今まで通り基本に忠実に臨床に取り組み、また若い歯科医師・衛生士・歯科技工士にも
原理原則を少しでも伝えられればと思っています。

 経済的な不況を呈する今日にインプラントをはじめとする歯科業界もインプラント費用の
ダンピングあるいはコストの掛からないような処置に傾向する状況も有りますが、
本当にそれがベストなのでしょうか?
勿論コストが掛からずに良い結果を出せるにこした事は有りません。
しかしながら安いという説明だけでリスクを伝えずに受診を了解しトラブルになってしまい悩んでいる
患者さんも少なくありません。
歯科医師は誠実に正しく説明する義務があり、個々の患者さんにとってベストな治療を確実に施術する
責任があります。
そんなシンプルな事が本当に出来ていると言えるのか。

 昨夜夜中にNHKの”逆転プロフェショナル”の再放送を見ていたら救急医療のドクターヘリを取り上げてました。
チーフドクターが最後の質問の「プロフェショナルとは?」との問いに「良いチームを作る事!」と言ってました。
歯科も個から多にシフトするタイミングです。
特にインプラントのような医療では。

End of the 2009

 今年も残すところあとわずかです。
皆様、新年を迎える準備はいかがでしょうか。

 今年は当院にとってスタートの年でした。
インプラントの専門の医院としてスタートして8ヶ月。
幸いなことに当院のコンセプトである安心・安全のインプラント治療は順調に経過しています。
一番大切なことは患者さんが順調に経過されることに尽きます。

 一年が過ぎると歯科医師・スタッフ共に経験が増えるのですが、必ずしも知識や技術が
上がるわけではありません。
経験やキャリアに胡坐をかかぬようにそしていつでも慎重に慎重を重ねて安心・安全の
歯科医療を提供できるようと考えています。
もちろん自分自身も勉強して進化しなくてはなりません。
来年は最先端なテーマは避けてあえて基礎の基礎を再度見直してみたいと思います。
歯科界のトレンドとはま逆ですがインプラントの基礎を見直してみたいと思います。
また、それも良しです。

いつもブログを覗いていただいてありがとうございます。
来年もよろしくお願い申し上げます。

皆様、素晴らしい年をお迎えください。

三ノ輪・インプラント・センター 一同

温故知進

 師走も2週目、あっという間に過ぎて行きます。

 さて、昨日は講演会に参加いたしました。
テーマは「インプラント治療におけるリスクに関するシンポジウム」
演者は母校の解剖学講座、臨床検査学(旧病理学)講座、オーラルメディシン・口腔外科臨床講座の
3名の教授先生方でした。

 今回の講演で各演者に共通した認識がある事を感じました。
それは昨今のインプラント療法の問題点についてです。

 現在、インプラントを導入されている歯科医師(歯科医院)は飛躍的に多くなりました。
しかしながら、術者(歯科医師)にインプラントの知識と技術が?の現実もあります。
これらの問題は患者さんに直接的に多大な苦痛を与えることになり、事実歯科医療裁判の
事例でもインプラントがとても多くなっていると聞いております。
これらの原因はインプラントメーカー主導の講習会、受講される歯科医師の取り組む姿勢、
歯科医院の歯科医師を含めたスタッフの姿勢だと思います。
そのような問題点を演者の先生方は各専門分野から警鐘を鳴らしていました。

 講演内容は具体的には基本的な事項の再確認です。
解剖のこと、診査・診断、カウンセリング、外科手技、補綴手技、メインテナンス、と極めて基本的な事です。
なぜ今さらこのような基本的な事をオピニオンリーダー達が言っているのかというと、インプラントを導入
している歯科医師にこの基本的な準備が足りていないからです。
特に昨今では、コンピューター支援の解析ソフトや手術用のガイドなどがさも最新の技術のように思われて
それらを取り入れている事が最新のインプラント療法ですよ、なんて謳っている歯科医院。
これら最新の知見やテクノロジーが悪いとは言いません。
でも、すべて基本があっての道具です。
あたかもそれらがあるとオペがうまくゆくと勘違いしている歯科医師も多くいます。
当然事故も起こります。
良い結果を得るために受診したインプラントでとても大変な思いをされる患者さん。
インプラントに携わる歯科医師としてとても残念な思いをすると共に今一度自分自身の
インプラント治療への向き合い方を考えさせられる講演会でした。

私どもの医院のコンセプト”安心・安全のインプラント治療”は間違っていません。

PS 講演の中である先生が”温故知進”と仰っていました。
   ”温故知新”ではありません。
   ”古き顧みて(過去のインプラントの知見や失敗例に学び)、進むべき方向を知る”
   インプラントの基本は40年前から変わっていません。
   進化することが必ずしも良い訳ではありません。
   先人が築いたスタートラインを見つめ直すタイミングです。

師走

今週の待合室

今週の待合室

 今年もいよいよ残り僅か・・・まだ沢山やり残していて気が急いている歯科衛生士です。
 インフルエンザが猛威をふるってますが、このような時こそ正確な情報で対処しなければいけないと
つくづく感じます。
 この季節なので『クリスマスキャロル』の映画を観ました。子供向け?と思いきや、
特殊撮影の迫力ある映像と二言のメッセージが心に残り、名作に心洗われる内容でした。
 先日患者様が『きれいにしてますね』と一言。お話を伺っている内、清掃だけではなく
衛生面もおっしゃっていることがわかりました。
 私たちが最も基本としていることなので、ご理解頂けることの喜びと、そのような評価をして
頂ける方々の治療に臨む者として、日々研鑽しますます気を引き締めて取り組まなければと感じました。

 クリスマスブッシュ

クリスマスブッシュ

歯科技工士という仕事

 今日も雨です。日によっては暖房を入れるようになりました。

 さて、今日は歯科技工士について書いてみます。
私の専門は補綴です。
補綴とは入れ歯やブリッジ、セラミックの冠などの修復(治療)する分野です。
この時、最終的に患者さんの口腔内に装着される物を補綴物と呼びます。
歯科医師は患者さんの歯を削り型取りして出来上がった補綴物を装着するのが仕事になります。
しかしながら、補綴物は歯科医師が作製(技工)する訳ではありません。

 補綴物は歯科技工の資格を持った歯科技工士が作製いたします。
本物(天然歯)の様に見分けがつかない冠(クラウンと呼びます)やブリッジは歯科技工士が作っています。
従って、治療が終了してとても美しく自然な補綴物が装着されたのなら、それは歯科医師の仕事の部分も
ありますが殆どの部分は歯科技工士の技量になります。
その歯科技工士の技量により治療の結果は大きく左右されます。
特に昨今耳にする審美歯科においては顕著です。

 患者さんから最終的に感謝されるのは歯科医師が多いのですが、実は患者さんが満足された
補綴物を作製した歯科技工士の技量がとても大きいのです。
しかし残念なことにその歯科技工士の技術を正当に評価していない現実もあります。
歯科医院(歯科医師)の技工費用のダンピングや質より低コストをオーダーする実情。
技術の高い歯科技工士でもこのような状況ではモチベーションも下がります。
スキルのある歯科技工士は歯科医師以上に勉強してる方も大勢います。
歯科医師が自身のパートナーである歯科技工士を正当に評価していないなんて・・・。
天に向かって唾を吐くようなものです。
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、院内スタッフのすべてが患者さんに向いていることが
質の高い歯科医療を提供する礎です。
無論、各人の知識・技術が高い事は言うまでもありません。

 私は自分の周りにスキルの高い歯科技工士が大勢いてとてもありがたいです。
患者さんの素敵な歯を作っているのは歯科医師ではありませんよ、歯科技工士ですよ。
っと大きな声で言いたいです。

All Ceramic Crown

                補綴物

冷たい雨

 今日は強い雨が降っています。東京は久しぶりの雨ですね。

 昨今、週刊誌などでインプラントについての記事をよく見かけます。
寸評は?というと「危ない」、「トラブルになった」、「裁判」・・・などと批判的な論調が多いような気がします。
インプラントが誕生してから40数年、本邦では20数年前から普及し始め現在ではごく一般的な認識を
得ているかと思います。
しかしながら本邦で普及し始めた当初は問題も多かったと聞いています。
原因は?私見ですがおそらく、当時応用し始めた歯科医師に科学的・臨床的な知識と技術が十分になかった
事が原因だったのではないかと思います。
事実、私が歯学生だった頃は大学もまだインプラントに対して批判的・懐疑的だったようです。
また、臨床で施術されたインプラントの問題が多発して社会的にも「インプラントは悪」というレッテルが
張られた時代もありました。
そして、20数年経過した現在、また世間の風評が再燃しています。
無論、問題も多くある事を認識しています。
歯科医師のインプラントに対する取り組み方は20数年前の問題と何ら変わらない事が原因です。
知識・技術はインプラントだけではなくどんな歯科治療の上でも必須なことは自明の理を得ません。
翻ってインプラントの問題はというと・・・。
インプラントメーカー主体の講習会のレベル、受講している歯科医師のモチベーション、・・・。

 歯科医師はいったいどこを向いているのでしょうか?
正しい理解、術式、インプラントの選択、患者さんの適応症の判断、メリット・デメリットの把握と説明。
小さなインプラントがお金に見えるのでしょうか?

 インプラントは正しく応用すればとても良い治療法の一つです。
しかし、誤った応用をしてしまうと大きな問題の原因にもなります。

 私はインプラントが絶対だとは思っていません。
入れ歯やブリッジで対応できる方もたくさんいらっしゃいます。
どのような治療法にも「原理原則」があります。
歯科医師という職業にも原理原則があることも同様です。
何のためのインプラント治療なのか?
再考するタイミングかも知れません。

錦秋

 文化の日の休みに家族で近くにある公園に遊びに行きました。
東京は急に寒くなり肌寒い一日でしたが子供たちは元気に駆け回っていました。

 私は外に出るときにはよく、樹木の葉の色、木漏れ日の様子、水面に映る光の具合に
意識して目を凝らすようにしています。
私の専門は補綴です、前歯にセラミックの修復をする事がよくあります。
歯科医師サイド(私個人)の考えなのですが審美的な修復とはきれいにする事も大事ですが
自然に見える事が重要だと考えています。
患者さんは白い歯がきれいだとイメージされるかも知れませんが白い歯はいかにも治療しました
と見えてしまうことも少なくありません。
自然に見える事、イコール治療していないように見える事が審美的な修復だと思います。
ですので自然の景色をよく観察しています。

春から初夏にかけてと今頃の季節の光が最も柔らかくて優しい光線です。

錦色

錦色

深秋

 そろそろ紅葉のニュースが聞かれ始めたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

 秋は読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋と言われますが歯科界でも学会や講演会が盛んなシーズンです。
私はというと数件の講演会に参加し、専門分野をさらに深く学びたいと思っています。
科学が急速に進歩するように歯科学も目覚ましい進歩をしています。
ただ、歯科医師が追いついていない感もあります。
新しい事がすべて良いわけではない事を常に歯科医師は客観的に評価しなくてはなりません。
またそれらを評価するためには知識が必要です。
そしてすべてにおいて最も大切なのは基本です。基本あっての新しい知見です。
新しい技術や器材に踊らせられないようにパワーを蓄えておきます。
読みたい小説もあるし・・・。

前職の診療室から

前職の診療室から

二日間

 とても気持ちの良いお天気ですね。
まさしく小春日和。
三連休は如何お過ごしされたでしょうか?

 さて私はというと口腔外科医、歯科麻酔科医とともに三連休の土日で歯科医師のための
インプラントコースを講演していました。
このコースを受講される先生はこれからインプラントを始める先生方が対象のコースです。
二日間という限られた時間の中でしたが皆様非常に熱心に講義・実習と取り組んでいらっしゃいました。
現在、本邦においては30弱のインプラントシステムがある中で今回のインプラントシステムを
お選び頂き、また私どものコースを受講して頂いたことはありがたいと思う反面大変身を引き締める
思いもあります。
数多のインプラントシステムの中には「安い・早い・旨い」のようにどこかのキャッチフレーズのような
メーカーもあり、また講義内容や実習も非常に雑なコースもあると聞いております。
そのような中で私どもが講義するインプラントシステムは科学的実証の豊富さ、製品のクオリティーの高さ、
術式の多様性と製品の価格の高さなどが気軽に取り組みたいと思う歯科医師に対しては
他メーカーに比べるとハンディになるかも知れません。

 でも安心できる製品や技術を患者さんに提供するのは当たり前のことではないのでしょうか?
歯科医師は安い製品を使い利幅をあげて、余計なコストを徹底的に削除して収入を得るのに必死です。
真摯に患者さんに向き合っていない歯科医師も多く存在します。

 そんな中あえて難しいインプラントシステムを受講して頂き、また最先端のテクニックなどは教えない
非常にコンサバな私どものコースを受講頂いた先生方は皆一様に安易にインプラントシステムを
選んでいないだけあって熱心でした。
そんな先生方のお役に立てるのなら=その先生方の患者さんに恩恵があるのなら、
コンサバだろうとなんだろうと意に介しません。
軽いノリのインプラント歯科医師は必要ありません。

 良いチームのメンバーが更に増えたような週末でした。

講義中

講義中

Home

Search
Feeds
Meta


Return to page top